沖縄産の生きくらげを時々見かけます。乾物を戻したときのようなヒラヒラとはちがって、もっと肉厚でぶよぶよな感じのもの。買うたびに、やっぱり乾物のほうがいいな、と思いながら、見るとなぜかまた買ってしまう生きくらげよ。今日は和え物に。
さっと湯通しした生きくらげを冷水で〆め、同じくさっとゆでたキャベツと合わせました。じゃこ少々、擂ったごま塩、柚子胡椒で。柚子胡椒の引き締め感と、キャベツの甘さがよいです。
きくらげのようなツルツルしたものをタレや和えごろもと合わせる時、他の素材といっしょにしてから合えようとすると、きくらげにだけ味がのらないということが往々にしてあります。
なので、先にボウルにきくらげとタレ(和えごろも)の一部だけを入れて、ギャーんと混ぜ合わせます。で、その後、キャベツなどを加え混ぜると、「しっかり味のついたきくらげでキャッベツを和えている」ようになって、おいしさが全然違います。お試しを。
でも、やっぱり乾燥きくらげのほうが好き。と思う。