赤貝ふたたび・・・です。殻つきの赤貝を見つけると、素通りできない気分で。
ねぎ類に貝や魚やワカメをあわせて、からし酢味噌で和えた物をぬたと呼びますね。我家の白味噌はそのままでもとても美味しい
山利のお味噌なので、下手にさわらず、お酢と練りからし少々を加えるだけです。が、このからし酢味噌がとても重宝するのです。
炙ったお揚げにも、さっとゆでた蕪にも、少しの油で焼いた茄子などにも相性がよく、簡単なのに奥行きのある味の、しゃれた一品に仕立ててくれます。強い見方(^^)
今日は赤貝とわけぎだけをシンプルに合わせました。「ぬた」の語源は、これらを和えたドロのような様子が沼田を思わせることにあるそうなのですが、私はこんなふうに味噌をポトンとのせて盛り付け、銘々に和えながら食べてもらうほうが多いかな。そのほうが、ねぎや貝そのものの味も楽しめるような気がして。
季節のものをいくつか見繕い、パッと取り合わせてすぐにできる和え物は、日本料理のチャンピオンだと思うのです。身近な素材を取り合わせて、いろいろ作って見て下さい。美味しい組み合わせを見つけたら、ぜひご一報を(^^)