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設定を間違えて撮ったら、バーのような喫茶店のような色合いにィ。
「大徳寺なます」と、かの有名な料理本に紹介されていたものです。見つけたのはもう随分前。何度かアレンジを繰り返して、作りやすいレシピに落ち着いています。 これ不思議でしょ。卵を使っているのに大徳寺?火を入れてるのになます?大徳寺に由来を聞いてみました。数年前に。電話して。 「いや~こまるわ~よくあるのやけどねえ~勝手に名前使われてねえ~大徳寺も大変やわぁ」て。電話に出てくださった方によると、卵を使っている時点で「大徳寺いうのはアウツ!」だと。ついでに、火入れしてある酸っぱいのんは、なますじゃなく「ならえ」というのだそうです。謎は深まる大徳寺なます。 でもでも、これがとても美味しいのです。私には非常にツボの味。甘辛に炊いた椎茸に、柔らかなほうれん草と卵のふうわりとした食感。それをまとめ繋げるすだちの酸味。パーフェクト。 湯豆腐などのお伴に、ぜひぜひ、いかがでしょうか。 大徳寺なます: (干し椎茸25g 戻し汁+水2カップ きび糖・みりん各大さじ2 醤油大さじ3) 卵1個 ほうれん草2/3束 すだち適宜 ・干し椎茸は水でふっくらともどし、( )内の調味料で20分ほどコトコトして冷ます。 ・ほうれん草は茹でて水に取り、絞って濃い目の吸い物地に浸けておく。 ・卵はやや厚めの錦糸卵にする。 ・器にお浸しにしたほうれん草、細切りした椎茸、錦糸卵を盛り付け、 椎茸の煮汁少々を張る。酢橘を添えたらできあがり。
by nago1717
| 2009-11-11 15:07
| 冬の日の料理いろいろ
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