先日の朝日新聞に、フードジャーナリストの平松洋子さんのエッセイが載っていました。
タイトルは『猛暑 ここぞの 氷ごはん』。
抜粋させていただくと、
「寝苦しさに何度も寝返りを打ったあげく、気温は容赦なくぐんぐん上がる八月の朝。そら今日だと狙いをさだめてこしらえるひと椀がある。それが氷ごはんだ」。
こんな素敵な表現は思いつきもしないけれど、我が家も今日は氷ごはん。ひとしきり寝返りし続けた後、まだ薄暗い中で蝉の声に起こされたような朝だったから。平松さんは炊き立てのごはんを冷水で一気に冷やし、茶碗によそって、冷たい水と氷をふたつ浮かべて掻きこむ、と書かれている。付け合せに千切り野菜の塩もみを添えて。私はその塩もみを、いつも氷ごはんに浮かべてしまいます。きゅうり、みょうが、しょうが。梅干しを入れることもありますが、今朝は作り置きしておいたちりめんじゃこがあったから、それ。ほ~~~っとなりますよ。カラダを冷やすものは摂り過ぎないように・・・なんていつもは言ってるけれど、今日はいいの。洗濯物を干していても痛いぐらいの日差し。間違いなく、ここぞ!だから。